ドライブレコーダーを導入したいけれど、なるべく予算は抑えたい……。そんな方に向けて、1万円以下でも機能的なモデルを厳選しました。選び方や使用時の注意点も含めて解説していますので、費用をかけずに愛車をしっかり守りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
失敗しないドライブレコーダーの選び方

視野角・画質を見極めよう

・視野角の広さ
・高解像度
・夜間対応力
ドライブレコーダーを選ぶ際は、視野角が広いモデルと高解像度に注目しましょう。狭い視野角では録画できない範囲が増え、万が一の状況を捉えきれないかもしれません。フルHD以上の解像度なら相手のナンバーも判別しやすく、暗所撮影の性能にも優れます。
視野が狭いと事故時の記録が不十分になりがちです。できるだけ広角モデルを選ぶと安心でしょう。
録画方式を理解する

ドライブレコーダーには、衝撃を検知して自動保存するイベント録画と、常時録画などの方式があります。Gセンサーがあれば、事故時に上書きされない別フォルダへ記録されるため安心です。古いデータを自動削除するループ録画に対応しているかどうかもチェックしましょう。
常時録画のみでは重要映像も上書きされてしまいます。Gセンサー連動などの機能があるとさらに安心です。
取り付けやすさを確認

・シガープラグコード接続
・コンパクト本体
・配線処理
初めて導入するなら、シガープラグコードで簡単に電源が取れるモデルがおすすめです。小型でフロントガラスを圧迫しないサイズだと視界を妨げにくく、配線処理もスムーズ。車種ごとに配線ルートは異なるため、安全を考慮しながらしっかり固定しましょう。
シガーソケット接続型なら可能ですが、配線が難しい場合は専門業者に任せると確実です。
駐車監視機能の有無をチェック
エンジンを切っても録画が続く駐車監視機能があると、当て逃げや車上荒らしの証拠撮影に役立ちます。ただし、長時間の録画は車のバッテリーへの負担も大きいので注意が必要。必要に応じてオプションケーブルや外部バッテリーも検討するとよいでしょう。
車両バッテリーの消耗が早くなる恐れも。心配な方は外部電源対応モデルを選ぶのがおすすめです。
GPS搭載で位置情報を記録
・GPSで走行ルートを可視化
・正確な日時の自動補正
・証拠能力の向上
GPS機能があれば事故の現場や日時、速度などが一括で記録されます。あとで専用ビューアーを使えば詳細に映像確認でき、信頼性の高い証拠として提示しやすいのがメリット。遠出が多い方や営業車でのトラブル対策にも適しています。
無くても最低限の録画はできますが、正確な走行位置情報が把握できず、いざという時の証拠力が弱まります。
ノイズ対策とLED信号機対応
地デジやカーナビへの干渉を防ぐノイズ対策済みモデルなら、車内機器に影響が出にくいです。LED信号機対応であれば点灯色を正確に録画でき、万が一の際にも証拠が途切れず安心。特に東西日本で周波数が異なる地域は注意しましょう。
LED信号は高速点滅を繰り返しているため、フレームレートと合わないと消灯状態に映ることがあります。
フロントカメラ中心の1万円以下ドライブレコーダー
こちらでは、設置しやすい1カメラタイプの1万円以下ドライブレコーダーを紹介します。配線の手間や初期導入を抑えたい方におすすめです。視界への干渉を少なくしたい場合や、まずはお手頃に検討したい方にも向いています。
ドライブレコーダー 70mai 1296P 超小型 FHD 300万画素

本体の小型設計で視界を妨げにくく、最大2K録画を実現。夜間でも鮮明さを保ちたい人や初めてドラレコを使う人におすすめです。
AKEEYO ドライブレコーダー 小型 usb給電 ドラレコ フロントカメラ フルHD 1080P

USB給電タイプで取り付けが簡単。軽量かつフロントガラス上部に装着しても邪魔にならず、気軽に使いたい方に向いています。
ケンウッド ドライブレコーダー DRV-350-B

F1.8明るいレンズを備え、夕暮れやトンネル出入口でも視認性が良好。GPS機能搭載で走行データも取りたい方におすすめです。
ユピテル ドライブレコーダー DRY-ST1100P

200万画素でHDR機能も搭載しており、昼夜を問わず安定した映像を期待できるエントリーモデル。初めてドラレコを買う方に最適です。
ユピテル ドライブレコーダー DRY-ST510P

HD解像度ながら安定録画が魅力。Gセンサー搭載で衝撃録画も可能なため、主要機能が揃ったコスパ重視派におすすめです。
KEIYO ドライブレコーダー AN-R056

シンプル操作が魅力の小型タイプ。不要な機能を省いているため手頃に導入したい人や、軽自動車にも合うモデルを探す方に向いています。
ユピテル DRY-AS410WGc

GPS・HDRに対応し視野角も広く、さまざまなシチュエーションで安心。旅行や遠出の機会が多い方にぴったりです。
Transcend Wifi対応ドライブレコーダー

Wi-Fi連携によりスマホで映像をチェック可能。リアルタイム視聴や設定操作を手軽に行いたい方に向いたモデルです。
前後2カメラ式の1万円以下ドライブレコーダー
フロント・リアの2カメラ型なら、あおり運転や追突の記録を強化できます。1万円以下でもしっかり後方をカバーしたい方は、下記の商品をチェックしてください。前後ともに映像を残したい方や、駐車監視も重視したい方に向いています。
ドライブレコーダー 前後カメラ 【1440PフルHD 最先端IMX335センサー】

高解像度センサーで車両の細部まで鮮明に録画。あおり運転やリア映像が重要な方に適した多機能モデルです。
ドライブレコーダー 前後カメラ 【2024新開発&1440PフルHD画質】

赤外線暗視とWDR補正を装備し、昼夜を問わずクリアな映像が残せます。後方確認も重視したい初級ユーザーにおすすめ。
Broadwatch ドライブレコーダー 前後カメラ 1440P フルHD

3.2インチ液晶で映像確認がしやすい設計。ループ録画やGセンサーで運転初心者の方にも扱いやすい製品です。
TORAKIND【2025業界】ドライブレコーダー 前後2カメラ 小型ドラレコ 1296P

ソニー製センサーで夜間の映像もくっきり。衝撃や動体検知機能もあり、トラブル防止を重視する方に向いています。
AKEEYO ドライブレコーダー 前後カメラ 小型ドラレコ

スーパーキャパシタ搭載で耐久性が高く、前後1440P撮影もできるモデル。ハイスペックを低予算で探す人におすすめです。
ドライブレコーダー 前後カメラ ドラレコ 1440PフルHD画質

赤外線暗視と耐熱構造が特長。夏や夜間も安心して使いたい方や、前後カメラをお得に導入したい方に向いています。
ドライブレコーダー 前後カメラ 【1440PフルHD

3インチ液晶で操作性が良く、広視野角の前後カメラを完備。夜間走行や衝撃録画をしっかり抑えたい人におすすめです。
TORAKINDドライブレコーダー 前後2カメラ

コンパクトながら前後2カメラ搭載で死角を減らせる設計。配線や設置スペースを極力抑えたい人にぴったりです。
使用時の注意点

法律を守った取り付け
フロントガラスの上部20%以内など、道路交通法で定められた範囲に取り付けましょう。視界や運転支援システムを妨げる位置に貼ると違反や機能の誤作動につながる可能性があります。
ワイパー可動範囲を考慮しながら、運転席からの視界を大きく遮らない上部に設置しましょう。
定期的なSDカードメンテナンス
長期間使うとSDカードは劣化し、記録ミスが増える可能性があります。最低でも月に一度のフォーマットやカードの買い替えを検討して、事故映像を取り逃さないようにしましょう。
製品や使用頻度によりますが1〜2年が交換目安。フォーマットエラーが増えたら早めに交換すると良いでしょう。
ケーブル配線の安全管理
配線が垂れていると運転の邪魔になったり引っかかったりする恐れがあります。内装パネルの隙間やピラー裏へきちんと収め、走行中に抜けないよう固定しましょう。
隠しやすい部分を通し、結束バンドなどで固定します。複雑なら専門業者に依頼するのも手です。
まとめ
- 衝撃検知とイベント録画があれば安心
- GPSで確実に位置情報を残す
- LED信号機対策機能で色を正確に記録
- 夜間撮影重視ならF値の明るいレンズ
- 駐車監視はバッテリー負荷にも注意
- 月1回のフォーマットでSDカード保護
- 配線はピラーや隙間にきちんと隠す
- 1万円以下でも機能十分なモデル多数